2022年シーズン、86GraffitiはIB・#1有山大輝、#5齋藤銀汰。LMX・#6木村綾希、#7穂苅愛香、#23羽賀伊吹。IA2・大塚たかと。6名がプロモーションライダーとして活動

混沌のIBオープン。オープニングラウンドから有山大輝が魅せる

開幕戦ヒート1でIBクラス初ヒート勝利を果たした#1大輝。※本人インスタより引用

今シーズンIBオープンでゼッケン1をつける有山大輝、わずか10名のIAへの昇格を争うIBオープンにおいてゼッケン1とは前年度のランキングが11位。ギリギリで上がれなかった選手がつけるナンバーであり今年こそはとチャンピオンを目指す。ゼッケン5をつける齋藤銀汰もまた昨年度は怪我により数戦を落としランキングを大きく下げてしまった。

22シーズンが開幕。全日本開幕戦HSRで有山大輝覚醒か

開幕戦では有山大輝がまさしく2022年のオープニングとなるヒート1で初優勝を飾り総合でも2位に入る活躍を魅せた。キレのあるジャンプが得意で高速ジャンプセクションでもスピードを落とさずタイムを詰めていくので最も表彰台に近いコースかも知れない


スムースなコーナリングでタイムを詰めていくスタイルの齋藤銀汰は全日本でも屈指の高速サーキットであり大きいジャンプも連続するHSRはいかにポイントをより勝ち取れるかが焦点と言えただろう。ヒート1では6位入賞したもののヒート2をノーポイントとし、総合11位だった

LMXでは、ジャンプ大好きアケアケ高速セクションが得意な穂苅愛香が6位入賞、もっと上を目指せた得意のコースなだけに悔しさを滲ませる。木村綾希は愛香に次ぐ7位。同い年で仲の良いライバル。レース中もポジションを入れ替えるバトルを多く魅せる2人だ。羽賀伊吹は18位とポイント獲得ならず。2021年には中部選でNBに出場・NAに昇格を果たすほど。実はフルサイズも乗りこなす体力の持ち主である

IA2おおつか貴斗はH1・21位、H2・19位、H3・20位と15分3ヒートの短期決戦でポイントを逃した。

関東出身ライダーの地元大会となる第二戦OFVは土曜日悪コンディションからの波乱の展開

第2戦オフロードヴィレッジでは土曜日はコースがカットされるほどのマディ、日曜日は泥は乾くも前日のマディで掘り起こされたギャップが多く残る難しいコンディション。

土曜日のマディコンディンションの取材映像
各ライダーが土曜日に語っていた意気込みの取材映像

地元だがテクニカルなジャンプが多く苦手とするライダーの多いOFVだが、ジャンプの得意な大輝はもちろん優勝を目指していた。ヒート1はスタート直後自滅、しかし前年までには見られなかった落ち着いた走りで難しいマディコンディションの中4位まで追い上げ、成長を見せた。そこに続いて5位の銀汰は「オフビは地元だけど地元とは思えない」と語るほどの苦手コース。このヒートでも追い上げて来た大輝とのバトルに競り負けはしたが苦手なコースでポイントを積み重ねる事には成功した。

日曜日・決勝の取材映像

続くヒート2、大輝はまたも追い上げの展開。しかし冷静に追い上げていき銀汰とのバトルを制し3位。のはずだった。なんと車両保管時の音量測定に通らず失格。4位に続いていた銀汰が繰上げでの3位表彰台となり涙の全日本初表彰台となった。弟・馴がそっと背中を押したに違いない。大輝は悔しさを滲ませたがすでに次戦SUGOを見据えていた。銀汰も次こそは実力でと考えていることだろう

涙の初表彰台となった※本人インスタより引用
地元大会は序盤の転倒から巻き返せず12位とふるわなかった#7愛香。好スタートからポジションキープする前に転倒する展開が多くスピードを活かせないレースが続く
#6綾希は6位入賞を果たした。本人的には「タイムからするともっと上を目指せた。」と目標とする表彰台に届かなかった悔しさを見せた
#23伊吹は決勝でコースアウトした際に水たまりに突っ込んでしまいDNF。今年はオフビを乗り込んでいただけに悔しい結果となった
IA2貴斗はマディコンディションの予選でバトル中の転倒で予選落ちとなった

前半戦を締め括る第3戦SUGO。IBオープンで銀汰vs大輝が激突

土曜日に予選からヒート1まで行われるIBオープンクラス。この日のSUGOは前戦OFVと同じくマディコンディションからスタート。土曜日はコースのほとんどをショートカットしヌタヌタの深い泥と硬いスリッピーな路面が入り混じるコンディション。IAライダーも転倒やスタックに悩まされた。IBの予選は銀汰が1位通過、大輝は2位通過と期待せずにいられない展開

実力で勝ち取った2位表彰台。重なるスポンサーキャップの1番上はなんとTeam86キャップだった?写真@foto_srti

時間も短縮されショートカットされたコースで行われるIBヒート1ジャンプもほとんどカットされたレイアウトで銀汰が2位表彰台を獲得。オフビから連続での表彰台となった。大輝は表彰台を逃す4位

続くヒート2、大輝がスタートを決め、そのまま逃げ切りを図る展開で幕を開けた。順調にラップを重ねラスト1周までもう少しのところまで盤石のレース運びを見せた。しかしその後ろでは銀汰が一度遅れるも他を圧倒するラップタイムを刻み猛然と迫っていた。そのクラスのトップ集団は周回遅れをいかにタイムを落とさず処理できるかで順位の変動もあり得るが、この時点で大輝は周遅れの処理に手こずってしまったのである。その隙を見逃さず銀汰が前に出るとそのままトップフィニッシュ。3年がかりで全日本IBオープンを初優勝。そして総合順位も2-1の1位を勝ち取った。3ヒート連続表彰台獲得は一つ殻を破ったのかもしれない。

悲願の初優勝、そして総合優勝も勝ち取った銀汰。大輝も4-2と大きく落とす事なく今シーズンは冷静なレース運びを見せる※写真@foto_stri

貴斗は18位-25位とポイントGETならず。ここまではIAの洗礼を浴びているシーズンとなっている※本人インスタより引用

LMXでは決勝も土曜日と同じく大幅ショートカットレイアウトのコース、そして時間も10分+1周とスーパースプリントとなった。愛香がスタート後には好位置につけたものの順位を落としポイントギリギリの15位。前年度のランキングからするとここまでは開幕戦の入賞以外は苦しいシーズンが続いている。今年は入賞以上が期待できるスピードは身に付いてるはずなだけに好スタートからポジション維持する前に転倒などで順位を落としてスピードを活かせないまま終わってしまうレース展開が多いのが歯痒いところ。(なんて書きはしても86の中の人はライダーとしてもっとレベルが低いので口出しする事はありません。。)

また今大会、伊吹はDNS。綾希は直前の調整レースである東北選手権で膝の前十字断裂・半月板損傷などの怪我を負ってしまったため今シーズンをリタイヤとなった。順調な回復を祈るばかりです

後半戦に向けてIBのチャンピオン争いも加熱か

第3戦を終え、1位・西岡 蒼志 112p、2位・齋藤 銀汰 82P、3位・有山 大輝 78Pと少し1位が差を開いているがまだまだ接戦。そして銀汰・大輝が競り合うまさしく友でありライバル。スピードを見せ優勝するまでに成長した銀汰とスピードはありつつも安定感に欠けていた大輝が冷静なレース運びを見せる今シーズン。終盤戦まで誰がチャンピオンになるか目が離せない

LMXでは愛香がTeam86勢では孤軍奮闘となってしまったがここから痛快な2stサウンドを響かせ活躍してほしい

そもそもTeam86(プロモーションライダー)とは…

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